ECB総裁:債券購入に関するドラギ氏の発言は方針変更ではない

今月末で退任する欧州中央銀行 (ECB)のトリシェ総裁は、ドラギ次期総裁はECBの債券購入方針 の変更を示唆するようなことは何も言っていないと指摘した。ECB が29日、仏紙ルモンドに対するトリシェ総裁の発言内容を公表した。

トリシェ総裁は、ドラギ次期総裁がユーロ圏高債務国の国債を買い 続ける考えを示すことにより、政治的圧力に屈したのかとの問いに対 し、「ドラギ氏はECB理事会が以前述べたことを繰り返したにすぎな い」と答えた。

ドラギ次期総裁は26日、ECBが引き続き「金融市場の機能不全を 回避する決意だ」と発言。一部の政治家はこれをECBが債券を購入し 続けるコミットメントと解釈していた。