ECB総裁:ユーロ圏では向こう10年間、物価の安定続く見通し

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 総裁は、ユーロ圏では向こう10年間、物価の安定が広がるだろうとの見 通しを示した。ドイツ紙ビルトが総裁とのインタビューを掲載した。

今月末で退任するトリシェ総裁は同紙に対し、「今後10年間、イン フレ率は極めて低い水準となるだろう」と予想。「現在の見通しで は、1.8%前後となろう。これはユーロ圏で物価安定が広がることを意 味する」と語った。

同総裁は、「欧州各国は、財政安定成長協定を守らないことによ り、深刻な過ちを犯した」と指摘。欧州は政治構造を強化し、より大き な政治統合へ向かう必要があり、それには条約改正を要すると語った。

トリシェ総裁はまた、銀行は「過剰な賞与」を見直す必要があると 述べた。ただ、金融機関に過度な制約を加えるべきではないとの認識も 示した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 渡辺漢太 Kanta Watanabe +81-3-3201-7113 kwatanabe22@bloomberg.net

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