ECBクノット氏:国債購入にリスク-必要以上に継続すべきではない

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバー、オランダ中央銀行のクノット総裁は、ユーロ圏諸国の 国債を購入することはECBにとってリスクを伴うため、必要以上に 継続するべきではないとの見解を示した。

同総裁は「緊張下にある市場で債券を買うことは、ユーロシステ ムのバランスシートへの金融リスクを意味する」と指摘。「民主的な正 当性なしでの財政移転にいずれつながり得る」と述べた。オランダ中 銀が28日、総裁の講演内容をウェブサイトに掲載した。

28日の債券市場ではイタリア国債の利回りが上昇し、債務危機の 封じ込めに向けた欧州連合(EU)首脳の取り組みは十分ではないと の懸念が広がっている。

クノット総裁は、「金融政策にできることは、その責務を限界まで 広げるという代償を支払い、時間を稼ぐことだけだ。これは当然なが ら、厳密に必要な期間よりも長く続けるべきではない」と述べた。

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