NY原油(28日):反落、日本の統計材料に利益確定-週間では大幅高

ニューヨーク原油先物相場は 反落。日本の鉱工業生産が落ち込んだことをきっかけに、利益を確定 する動きが広がった。原油は週間では2月以来の大幅高。

日本の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み速報)は前月比で

4.0%低下した。ブルームバーグがまとめた予想中央値は2.1%低下 だった。原油は前日に4.2%値上がり。米経済がここ1年で最も高 い伸びを示したことや、欧州の首脳が債務危機封じ込めに向けた包括 策で合意したことが手掛かりとなった。

MFグローバルの市場担当シニアストラテジスト、リチャード・ イルチスジン氏(シカゴ在勤)は「日本の統計は原油価格を押し下げ る材料の1つになっている」と指摘。「商品は前日の上昇の反動で下 げている。今月の帳簿もそろそろ閉め時だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比64セント(0.68%)安の1バレル=93.32ドルで終了した。 週間では6.8%高と、2月25日終了週以来の大幅上昇。