NY金先物(28日):5週ぶり高値から値を消す-欧州債務懸念が再燃

ニューヨーク金先物相場は一 時5週間ぶりの高値を付けたものの、その後ほぼ値を消した。欧州 債務危機が世界の成長を妨げるとの懸念が再燃したことで、商品需 要の見通しが後退した。

イタリアが実施した3年債入札では、落札利回りがユーロ導入以 来の最高水準となった。商品24銘柄で構成するS&PのGSCI指 数は一時1.3%下落した。ドルが上昇したことも、代替資産として の金の需要減退につながった。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の ヘッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「イ タリアに関する新たな不安で、金を含む商品全般が押し下げられてい る」と指摘。「利益確定の動きも一部にみられる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比ほぼ変わらずの1オンス=1747.20ドルで終了。前 日までは5営業日続伸していた。週間では6.8%上昇と、2009年1月 以来の大幅高。この日は一時1754ドルと、9月23日以来の高値を付 ける場面もあった。

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