ドイツ銀行:新基準導入で12億ユーロの増資が必要-EBA試算

独銀最大手のドイツ銀行は、 欧州の銀行資本増強の取り組みに伴い、欧州連合(EU)の監督当局 から約12億ユーロ(約1287億円)の増資を求められている。同件 を説明した関係者が明らかにした。

関係者が同件は非公開であるとして匿名を条件に話したところで は、増資額は欧州銀行監督機構(EBA)による概算見積もり。ドイ ツ銀の広報担当クリスティアン・シュトレッカート氏が、EBAに対 し同行の資本増強の必要性について問い合わせた。

EBAの26日の発表によれば、2012年半ばに始まる債務償却 後に狭義の中核的自己資本(コアTier1)比率9%以上を維持す るには、ドイツの銀行は総額51億8000万ユーロの資本増強が必要 になる。EBAは特定の銀行名には触れていない。

ドイツ銀行は25日、11年中の実施が予定されている取り組み の範囲内で、来年6月末までにコアTier1比率を9%以上に引き 上げられるとの見方を示した。