英銀バークレイズとRBS:投資銀行は減収か-31日と4日に決算

英銀バークレイズとロイヤ ル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の7-9月 (第3四半期)決算では、米銀勢と同様に投資銀行部門が減収となる 見込みだ。欧州債務危機の影響で株式と債券のトレーディングの収益 が抑えられたとみられる。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト3人を対象に実施した調 査によると、債務評価調整(DVA)と呼ばれる会計上の損益を除く 投資銀行収入は、第3四半期にバークレイズで前年同期に比べ約 20%減の22億5000万ポンド(約2750億円)、RBSが38%減 の9億5600万ポンドと予想(中央値)されている。

マッコーリー・グループの銀行アナリスト、エドワード・ファ ース氏(ロンドン在勤)は、英銀2行も他の投資銀行と同様に、環 境が厳しいと説明し、慎重な見通しを示すだろうと話している。

第3四半期には欧州ソブリン債危機悪化に加え、格付け会社ス タンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国の格下げ、米 国の債務上限引き上げ問題などがあった。

JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグ ループ、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレ ーの米5社の第3四半期のトレーディング収入はDVAを除いた ベースで135億ドル(約1兆円)と、前年同期を35%下回り、前 四半期からは41%減だった。

バークレイズは10月31日、RBSは11月4日に決算を発 表する。

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