米ワールプール:5000人余り削減へ、通期業績見通しを下方修正

白物家電メーカー最大手、米 ワールプールは5000人以上を削減し、家電製造能力を約600万台 縮小すると明らかにした。消費者の支出抑制を背景に同社は業績見通 しを下方修正した。

ワールプールの28日の発表によると、今回の計画により5億ド ル(約380億円)の経費が発生。うち1億6000万ドルは2011年 に計上する。7-9月(第3四半期)の売上高は46億3000万ドル と、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の47億ドルを下 回った。今年通期の利益は1株当たり4.75-5.25ドルになるとの 見通しを示し、従来予想の7.25-8.25ドルから引き下げた。

同社によれば、人員削減は主に北米と欧州の従業員が対象となり、 この中には来年半ばまでに予定しているアーカンソー州フォートスミ スにある冷蔵装置製造施設の閉鎖が含まれる。ワールプールはまた、 食器洗い機の生産をドイツの工場からポーランドに移管している。今 回の措置により、2013年末までに年間4億ドルのコスト削減につな がるという。