イタリア入札:発行総額、目標上限に届かず-3年債利回り最高に

イタリア政府は28日に入札 を実施し、国債79億3000万ユーロ(約8500億円)相当を発行 した。この日の入札での調達目標上限には達しなかった。3年債の落 札利回りはユーロ導入後の最高となった。

30億8000万ユーロの2014年償還債の利回りは4.93%と、 前回入札時(9月29日)の4.68%を上回り、2000年11月以来 の高水準。入札後の流通市場でイタリア債は下げ幅を広げた。応札倍 率は1.35倍(前回は1.36倍)。

この日の入札は欧州首脳らが債務危機打開の包括案で合意した後 の投資家の反応を量る最初の試金石だった。

29億8000万ユーロの2022年償還債の利回りは6.06%、 19年償還の8億7100万ユーロ相当の利回りは5.81%だった。 17年償還の10億ユーロの変動利付債の利回りは5.59%。目標最 大額は85億ユーロだった。

ニューエッジ・グループの債券ストラテジスト、アナリサ・ピア ッツァ氏(ロンドン在勤)は「全体として、この日の入札はあまり良 い結果ではなかった」とし、27日に終了した欧州サミットで首脳ら は「イタリア政府が向こう8カ月に実施を計画している経済改革の新 措置を歓迎した」が「市場は依然、その成果に懐疑的だ」と述べた。

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