アコゴルフ:協調融資で140億円、コスト上昇の社債に替え調達

ゴルフ場運営会社のアコーディア・ ゴルフは、みずほコーポレート銀行、三井住友銀行を主幹事とする協調 融資(シンジケートローン)で総額140億円を調達した。欧州債務危機 の影響でコストが上昇した社債に替えて、11月に満期を迎える社債の借 り換え資金の一部とゴルフ場の買収資金を調達した。

同社コーポレート・コミュニケーション室IR担当の野瀬健一朗氏 によると、期間は5年で、利率は3カ月円TIBOR(東京銀行間取引 金利)に65bp上乗せした水準。2008年にみずほCBを中心とした16 金融機関から調達した5年物の協調融資700億円の利率、3カ月円TI BOR+80bpに比べても、調達コストは低下している。

同社は8月中旬まで社債での借り換えを検討していたが、同社の社 債流通スプレッドが拡大したため、起債を見合わせた。11月8日に満期 を迎える214億円の社債の償還資金は、今回の長期融資で半分、残りを 総額255億円の融資枠(コミットメントライン)から調達し、市場動向 を見据えながら、長期化のタイミングを図るという。

野瀬氏は、「継続的に社債を発行することで内需非製造業としての ポジションを確保しておきたいが、今は起債をするカタリストがない」 と述べた。今回の融資金利は1%を以下と残存3年の流通利回り 1.605%(28日時点)を下回る。社債と融資の利回り格差が「50-60b pにワイドニングしている状況では、株主の利益を失うので(協調融資 を)組成する方がいい」と判断した。

同社は日本格付研究所から10段階ある投資適格級の格付けの上か ら8番目となる「BBB+」で、見通しは「ポジティブ」。

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