アジア株:MSCI指数、上昇-週間ベースでは09年来の大幅高へ

28日のアジア株式相場は上昇。こ のままいけばMSCIアジア太平洋指数は週間ベースで、2009年以来 の大幅高となる。欧州の債務危機打開に向けた合意と米経済指標が市 場予想を上回ったことを受け、世界経済に対する信頼感が回復した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時5分現在、前日比

1.3%高。今週の上昇率は7.4%となっている。構成銘柄の値上がりと 値下がりの比率は約2対1。日経平均株価は123円93銭(1.4%)高 の9050円47銭で引けた。

JPモルガン・チェースのアジア・新興市場担当チーフストラテ ジスト、エイドリアン・モワット氏(香港在勤)はブルームバーグテ レビジョンとのインタビューで、「欧州での合意で、審判の日がしばら く先延ばしになった」と指摘。「米経済指標は改善している。株価が 10月に付けた安値を再び試す公算は小さい」との見方を示した。

時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀行は香港市場で2.2%高。 7-9月(第3四半期)決算が前年同期比28%増益となったことが好 感された。同じく増益決算を発表した交通銀行も高い。オーストラリ ア最大の投資銀行、マッコーリー・グループは3.3%高。最高10%の 自社株買い計画の発表が好感された。

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