イタリア上位5行1.6兆円、ウニクレディト8000億円-追加資本必要額

【記者:Sonia Sirletti】

10月28日(ブルームバーグ):イタリアの銀行のうち、最大手ウ ニクレディトと3位のモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは、欧州 首脳が債務危機対策として合意した銀行の資本増強計画の下で、最も 大規模な資金調達が必要になりそうだ。

欧州連合(EU)の銀行監督当局である欧州銀行監督機構(EB A)によれば、ウニクレディトは73億8000万ユーロ(約7950億 円)、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは31億ユーロ相当の追 加資本が必要になる見通し。両行が発表文で明らかにした。モンテ・ デイ・パスキは、特定クラスの証券の中核資本への組み入れが可能で あれば、必要総額は18億ユーロに減るとしている。

EBAによると、イタリアの上位5行全体では148億ユーロ(約 1兆6000億円)相当の資本の上積みが求められる。このうち、2位 のインテーザ・サンパオロは追加資本を必要としないが、ウニオネ・ ディ・バンケ・イタリアーネの必要額は14億8000万ユーロ、バン コ・ポポラーレは28億ユーロとなる。

エグザンBNPパリバのアナリストらは27日付のリポートで、 「インテーザとモンテ・デイ・パスキは追加資本の調達を行わないが、 ウニクレディトは50億ユーロを調達する」と予想。ウニクレディト は発表文で、転換劣後ハイブリッド株式連動証券(CASHES)30 億ユーロ相当を中核資本に組み入れることが可能な場合、資本バッフ ァーの必要額は44億ユーロに減る見通しだと説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE