米JPモルガン、アナリスト間で高い投資判断が浸透-アップル上回る

【記者:Inyoung Hwang】

10月28日(ブルームバーグ):欧州の債務危機で株価が大きく 下げていた米銀JPモルガン・チェースは、高い投資判断の浸透率 が米アップルを上回っている。アップルの株価は昨年の安値の2倍 に達している。

ブルームバーグ・ランキングスの24日時点のデータによると、 「買い」がアナリストの投資判断全体の85%、「売り」がゼロの銘 柄はS&P1500指数の構成銘柄のうち15銘柄で、両社はその中に 入る。担当するアナリストが15人未満の銘柄は除外した。JPモル ガンを買いとする割合は89.5%と、アップルの87.5%を上回ってい る。

JPモルガンの今年の株価パフォーマンスはS&P500種株価指 数を15ポイント下回っている。欧州危機で損失が生じるとの懸念を 背景に投資家が銀行株を売却したためだ。

サンドラー・オニール・アンド・パートナーズのアナリスト、 ジェフ・ハート氏は26日の電話インタビューでJPモルガンについ て、「たたきのめすべきではない」と指摘。2008年の前回の金融危 機では、「他行の弱点を利用した」と語った。

JPモルガンは9月末時点で、資産規模でバンク・オブ・アメ リカ(BOA)を上回って米銀最大となった。トレーディング収入 は4四半期連続でどの米大手金融機関をも上回っている。

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