EFSF拡充、投資家の信頼回復には「規模小さ過ぎる」-RBS

拡充されるユーロ圏救済基金は、 欧州中央銀行(ECB)による国債購入プログラムには匹敵しない見 通しで、信頼回復にはなお「規模が小さ過ぎる」と、ロイヤル・バン ク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は指摘した。

欧州首脳は26日からの首脳会議で、欧州金融安定ファシリティー (EFSF)の実質的な規模を1兆ユーロ(約108兆円)に拡大する ことで合意。基金は債務保証のほか、民間と公的金融機関や投資家か らの資金を呼び込むための特別目的投資事業体(SPIV)設立に活 用する。

RBSのストラテジスト、ハービンダー・シャン氏(ロンドン在 勤)は27日付リポートで、「規模が大きいことは間違いないが、恒久 的に信頼を回復するには小さ過ぎる」と指摘。基金は「ECBと同じ ペースでイタリアとスペインの債券を購入し続けるとすれば、他国か らの支援要請がないと想定しても、2年間しか購入できない」と記し た。

同氏は「今回の新たな政策対応には、ユーロ圏ソブリン債の上乗 せ利回り(スプレッド)が大幅に縮小することを示唆するだけの説得 力はない」と分析している。

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