仏ルノーの7-9月期:売上高が12%増-ブラジルやロシアで販売好調

フランス2位の乗用車メーカー、 ルノーの7-9月(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比12%増 加した。ブラジルやロシアで小型車「サンデロ」の販売が好調だった。

27日の発表によると、売上高は97億5000万ユーロ(約1兆500 億円)と、前年同期の87億1000万ユーロから増加。ブルームバーグ がまとめたアナリスト4人の予想平均96億3000万ユーロを上回った。

ドイツ銀行のアナリスト、ガエタン・トゥールモンド氏(パリ在 勤)は「予想より手応えが良かったことが明るい点だ」とし、「数字は まだ低いが、来年から新製品の成果が出てくるため、利益率も向上す ると期待している」と語った。

ルノーは欧州の乗用車市場への依存度を低下させるため海外での 販売拡大を図っている。フランスでは先月の自動車販売が減少し、欧 州で業界全体の1-9月の販売が低迷する一因となった。JDパワ ー・アンド・アソシエーツによると、西欧の販売台数は2012年に1260 万台と、昨年の1300万台から減少する見通し。

ルノーの7-9月期の販売台数は6.7%増の63万2412台となった。 伸び率は世界全体の3.7%を上回った。ロシアでのサンデロの販売は2 倍余りに達した。ルノーによると、同モデルは同社がブラジルの市場 シェアを過去最高の5.8%に高めることに寄与した。