EU当局者:ギリシャの債務交換に応じた投資家にはリスク低減の恩恵

欧州首脳が27日合意したギリシ ャの第2次支援と債務交換に参加する債券保有者は、交換実施後、は るかに安全な証券を持つことになりそうだ。複数の欧州連合(EU) 当局者が明らかにした。

欧州の首脳は第2次ギリシャ支援の見直しとEUの危機対策手段 増強に関して26日から長時間にわたり交渉した末、27日早くに新た な債務交換計画について大枠で合意した。

EU当局者が記者団に語ったところによると、今回の合意は7月 に描かれた債務交換計画よりも明確な内容。選択肢は1つだけで、具 体的に示されているのは投資家が受け入れる必要のある元本の損失分 だ。

債務交換に参加する民間投資家は、元本の50%分を新たな国債 と交換する。新発債に関連するリスクは、ギリシャ政府と、機能拡充 後の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)など最上級格付けの発 行体との間で共有される。このため、投資家はギリシャのデフォルト (債務不履行)リスクにさらされにくくなると、当局者は説明した。

ただ、多くの詳細部分がまだ決まっておらず、新発債の償還年限 や金利条件のほか、新発債が準拠する法律を銀行側が望むように英国 のものとするのか、既発債の大部分と同じギリシャの法律にするのか といった点を詰める必要がある。

当局者によると、今回の合意の大枠に基づいて既存のギリシャ債 100ドルを保有する投資家が参加する場合、50ドルの新発債と交換 され、15ドル分は最上級格付けの担保がつき、35ドル分はギリシャ 政府が裏書きする。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE