NY原油(27日):3カ月ぶり高値、米GDPや欧州包括策合意で

ニューヨーク原油先物相場は 反発。約3カ月ぶりの高値となった。米経済成長率がここ1年で最も 高い伸びを示したことや、欧州の首脳が域内債務危機封じ込めに向け た包括策で合意したことが背景。

米商務省が発表した第3四半期(7-9月)の実質国内総生産 (GDP、季節調整済み、年率)速報値は前期比年率2.5%増加し た。欧州首脳はギリシャ債務の民間投資家の損失負担を50%とし、 救済基金の実質的な融資能力を1兆ユーロに拡充することを決めた。

コンサルティング会社、プレステージ・エコノミクス(テキサス 州オースティン)のジェイソン・シェンカー社長は、「この2つのニ ュースが合わさって著しい楽観につながる可能性が高い」と指摘。 「最も重要なのは経済に対して一定の信頼感が回復したことだ」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比3.76ドル(4.17%)高の1バレル=93.96ドルで終了。終 値では8月1日以来の高値となった。年初からは2.8%値上がり。

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