中国株(終了):上海総合指数、4日続伸-金融緩和の兆し受け

中国株式市場で、上海総合指数 は4営業日続伸。政府が景気てこ入れのため金融政策を緩和するとの 観測が広がったほか、欧州首脳らがギリシャ債保有者の損失負担を 50%とすることなどで合意したことが好感された。

中国工商銀行(601398 CH)や中国農業銀行(601288 CH)など の銀行株が高い。国泰君安証券とみずほ証券アジア、バークレイズは 中国が年末までに銀行の預金準備率を引き下げる可能性があるとの見 方を示した。中国の航空会社、中国東方航空(600115 CH)と港湾サ ービスの上海国際港務(集団、600018 CH)も上昇。政府がサービス 業を対象に付加価値税の引き下げを示唆したことが手掛かり。

一方、ソフトウエアの用友軟件(UFIDAソフトウエア、 600588 CH)は10%下落。他のハイテク株も軟調だった。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比8.13ポイント(0.3%)高の2435.62 で終了。4営業日で5.1%上昇した。上海、深圳両証取のA株に連動 しているCSI300指数は同0.2%高の2657.48。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は、「温家宝首相の 発言で、政策が今後引き締められる可能性はなくなった」と指摘。 「インフレは転換点に達している。こうした全ての要因が、現在は極 めて低水準にあるバリュエーション(株価評価)の上昇につながるだ ろう」と述べた。

--Zhang Shidong. Editors: Allen Wan, Darren Boey

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