海外勢2週ぶり日本株売り越す、個人は買い転換-10月3週需給

10月第3週(17-21日)の日本 株市場では、海外投資家が2週ぶりの売り越しとなった。第3週の日 経平均株価は前の週に比べ0.8%安と反落する中、海外勢の売り基調 が相場の下げにつながった格好だ。

東京証券取引所が27日発表した第3週の投資部門別売買動向(東 証・大証・名証の1・2部合計)によると、海外投資家は差し引き487 億円の売り越し。海外勢は7月4週から11週連続で売り越し、約13 年 4カ月ぶりの連続売り越し記録となった後、10月2週に634億円の買 い越しに転じたが、再び売り越した。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリス トは、「このところ海外勢は、ポジションを大きく傾けていない」と指 摘。第3週も、「翌週に欧州首脳会議を控え、議論の行方を見極めたい として基本的に様子見姿勢だった」という。委託売買基金に占める海 外勢のシェアは64%と、第2週(67%)から3ポイント低下した。

一方、国内勢については、個人投資家が4週ぶりの買い越しで、 金額は363億円。個人は「相場の下落局面で打診買いを入れた」と、 三浦氏は見ていた。このほか、投資信託が4週連続の売り越し(237 億円)、信託銀行は2週連続の売り越し(147億円)となった。

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