商機は中国・インドにあり、博物館など施設設計-米建築家ゲーリー氏

米ロサンゼルスにあるウォル ト・ディズニー・コンサートホールを設計したことで知られる米建築家 フランク・ゲーリー氏は、中国やインドなどアジアでのプロジェクトへ の参加を目指している。経済成長の鈍化で米国での開発が減少している ためだ。

ゲーリー氏は、中国の最も成長の目覚ましい都市の1つでの博物館 や、インドでの「非常にスピリチュアルな建築物」の建設計画に参加す るため競合していることを明らかにした。

米建築家協会によると、設計サービスの需要後退を反映し、米国の 建築の指標となる米建築請求指数は9月に46.9と、8月の51.4から 低下した。指数が50を下回ると請求の減少が示唆される。

ゲーリー氏は25日、ブルームバーグのロサンゼルス支局でのイン タビューで「中国ではアート・エクスプロージョン(芸術の爆発)が起 こっている。実に素晴らしく、とても刺激的だ」と述べた。

同氏は中国での博物館の設計について、3-4カ月以内に合意に達 し契約を締結するとの見通しを示した。ゲーリー氏は1989年にプリツ カー賞を受賞している。

ゲーリー氏は今週のインタビューで、中国のような国で設計を手掛 ける際の課題は、プロジェクトの設計費が低いことだと指摘。建設費の うち建築家に支払われる金額の割合は、中国の場合、米国の約3分の1 の水準にとどまると語った。