サルコジ仏大統領、中国の胡主席と27日に電話協議-支援を要請へ

フランスのサルコジ大統領は27 日に中国の胡錦濤国家主席に電話し、債務危機解決に向けた欧州の 取り組みに対する中国の貢献について協議することを明らかにした。

サルコジ大統領は、両首脳がブリュッセル時間正午(日本時間 午後7時)ごろに電話協議すると説明。中国が支援すれば歓迎され ると述べた。

中国の温家宝首相は、自国にとっての最大市場である欧州連合 (EU)が、域内の金融混乱の影響で需要が大きく落ち込む恐れが あることから、EU支援の意向を示してきた。

サルコジ大統領やメルケル独首相その他の欧州首脳は、救済基 金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の実質的拡充や ギリシャ債の民間投資家の損失負担を50%とすることなどで合意 した。

みずほ証券アジアのエコノミスト、沈建光氏(香港在勤)は、 「中国は今回の包括策を非常に注意深く評価する時間が必要だろう」 と指摘。「欧州の政策当局者の間にこれほどまで意見の不一致がある ことを、中国は憂慮している。中国は欧州の人間でさえ支持したく ない計画に資金を拠出しているように見られることを望んでいない」 と話した。

EFSFのクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)は 投資家の参加を募るため、28日に北京を訪れる予定。サルコジ大統 領と胡主席の電話協議はその前日に行われる。中国は世界最大の外 貨準備高3兆2000億ドル(約243兆円)余りを保有する。

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