ブルームバーグ米消費者信頼感指数は低下-95%が景気に悲観的

米国の先週の消費者信頼感指 数は低下した。景気に関する消費者の見方がリセッション(景気後退) 以降で最低水準に落ち込んだことを反映した。

27日発表された23日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指 数はマイナス51.1と、前週のマイナス48.4から悪化し、1カ月 ぶりの低水準となった。調査対象者の95%が経済に対して悲観的な 見方を示した。これは2009年4月以降で最悪。過去最悪まであと1 ポイントとなっている。

住宅市場の問題や雇用低迷、賃金の伸び悩みが消費者態度を悪化 させており、7-9月(第3四半期)に持ち直した個人消費は抑えら れる可能性がある。米政府や一部の連邦準備制度理事会(FRB)当 局者は、住宅用不動産のてこ入れが景気回復の加速につながると指摘 する。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミ スト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は「消費者心理は依然として、住宅 市場の歴史的な混乱や家計のレバレッジ解消、崩れた労働市場という 泥沼に膝までつかっている」と指摘。「欧州債務危機への不安に加え、 米当局による追加支援策は見込めないことから、消費者信頼感は過去 最低ないしその付近にとどまるだろう」と述べた。

消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数はすべて悪化。景 況感の指数は前週のマイナス85.8からマイナス90に低下した。家 計の指数はマイナス7.7からマイナス11.6へ、消費環境の指数は マイナス51.5からマイナス51.8にそれぞれ下がった。

住宅市場への取り組み

米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は今週、住宅価格の下落が 「より力強い景気回復を阻む深刻な障害」になっているとの認識を示 した。一方、オバマ米大統領は住宅ローン借り換え促進策の強化を発 表。住宅価格の下落幅にかかわらずローンを借り換えられるようする。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以 上の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き 取り調査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス 100。誤差率はプラス・マイナス3ポイント。

-- Editors: Vince Golle, Carlos Torres

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Timothy R. Homan in Washington at +1-202-624-1961 or thoman1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net