東レ:協調融資で2億ドル調達へ、コスト抑制-社債償還に充当

東レが、ドル建て協調融資(シンジ ケートローン)で、約2億ドル(約152億円)を調達することが明らか になった。円建てに比べ、調達コストが抑制できるドル建て融資により 12月に満期を迎える社債の償還資金を調達する。

事情に詳しい関係者によると、期間は5年で、利率は3カ月ドルL IBOR(ロンドン銀行間取引金利)に40ベーシスポイント(1bp =0.01%)上乗せした水準。みずほコーポレート銀行を主幹事とする銀 行団から月内にも借り入れる。

東レがドル建てで融資を調達するのは、資金をドルから円に交換す るコストを示すドル円スワップレートの5年物が、「マイナス」70bp 前後(27日)に低下するなど、円で直接調達するよりも全体のコストが 安く済むためだ。

東レの松村俊紀広報課長は27日、「ドル建ての方が調達コストは安 くなるのでドル建てで調達した」と述べた。同社は12月5日に200億 円の社債償還を控えており、「通常の資金計画の中の一環だが、社債の 償還など借り換えの一部に充てる」としている。

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