NY原油先物時間外:上げ幅1ドル超-燃料在庫減で米経済回復の兆し

ニューヨーク原油先物相場は27 日の時間外取引で上昇。前日の通常取引は今月に入って最大の下げを示 した。米経済に回復の兆しが出て燃料需要が増加するとの見方が強まっ た。北海ブレント原油のウェスト・テキサス・インターミディエート (WTI)に対する価格差は縮小した。

原油先物相場は一時、1.6%上昇した。前日の通常取引は3.2%下 落。7-9月(第3四半期)の米国内総生産(GDP)は今年一番の伸 びを示すと予想されている。米エネルギー省によると、先週の燃料在庫 は減少したが、原油在庫は増加した。ゴールドマン・サックス・グルー プは、世界の原油供給が「非常に逼迫(ひっぱく)」しており、価格が 予想を上回るリスクがあると述べた。

CMCマーケッツ・アジア・パシフィック(シドニー)の市場担当 チーフストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は「原油などのリス クはやや上方にシフトしている。世界経済がリセッション(景気後退) に再び落ち込むとの予想は行き過ぎだったようだ」と語った。

原油先物12月限は一時、1.46ドル高の1バレル当たり91.66ド ルを付けた。シドニー時間午後零時54分(日本時間午前10時54分) 現在、91.62ドルで推移している。前日の通常取引は2.97ドル安の

90.20ドルで引けた。年初来では0.3%の上昇。