ホンダ:軽に新型投入、ハイブリッド拡充でワゴンも-品揃え強化

国内3位の自動車メーカー、ホン ダはハイブリッド車や軽自動車などの商品を大幅に拡充し、販売の活 性化を目指す。

ホンダは27日、車高が高く室内空間が広く感じられ、国内軽市場 で人気がある「ハイトワゴン」の新型軽自動車を年末に投入すること を明らかにした。ホンダの峯川尚常務は会見で、軽自動車や小型車に 注力し、ラインアップの70%以上になるだろうと語った。

ホンダは商品ラインアップの大幅刷新の第一弾として、室内空間 の広い軽自動車「N BOX」を12月中ごろに投入する予定。峯川常 務は、スーパーハイトワゴン「N BOX」を皮切りに今後、Nシリー ズとして軽自動車を投入していく予定と述べ、「Nシリーズで軽自動車 をやり直そうという思い」と強調した。

全国軽自動車協会連合会の統計によると、軽ハイトワゴンではダ イハツ工業の「タント」の販売が2011年4-9月の販売で3位、スズ キの「パレット」が8位となっている。

また、ホンダはミニバン「フリード」シリーズにハイブリッド車 を追加して、28日に全国で発売する。ワゴンタイプとしては初めての ハイブリッド車で、これによりホンダはスポーツタイプからワゴンタ イプまで6モデルのハイブリッド車を展開する。ホンダの国内の登録 車販売で現在、3割以上がハイブリッドになっている。

フリードとフリードスパイクの2車種にハイブリッド版を追加す る。燃費はJC08モードで1リットル当たり21.6キロメートル、10・ 15モードで同24キロメートル。価格は214万9000円、ジャストセレ クションが229万5000円からで、月販目標は1万台。フリードは小型 車「フィット」に次ぐホンダの人気車種で、2008年5月の発売以来、 累計26.8万台を売り上げている。

インサイトは燃費向上

さらに、ハイブリッド車「インサイト」をマイナーモデルチェン ジして燃費を向上するとともに、1.5リットルエンジンを搭載したイ ンサイトエクスクルーシブを追加して、11月11日に全国で発売する。

モデルチェンジしたインサイトの燃費はJC08モードで同27.2キ ロ(従来26キロ)、10・15モードで同31キロ(従来30キロ)と向上。 エクスクルーシブではJC08モードで同23.2キロ、10・15モードで同

26.5キロとなっている。価格は193万円からで、月販目標は1500台。

峯川常務は、ホンダのハイブリッド車の販売について、年末まで に年間15万台となり、さらに年度末までに登録車の半分を占めるだろ うと語った。

調査会社IHSオートモーティブの予測によると、2011年の世界 ハイブリッド車生産台数は122万台。首位のトヨタは74万台、2位の ホンダが23万台で追う形となっている。3位は米フォード・モーター の8万台、4位は米ゼネラル・モーターズ(GM)の6万台など。

一方、峯川常務は、ホンダの国内販売、受注ベースに関して、年 初の計画通りと述べた。

ホンダの株価は10月4日に年初来安値の2155円をつけた。27日 の終値は、前日比2.8%高の2393円。

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