ブラジルのヴァーレ7-9月:18%減益-ドル建て債務負担膨らむ

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジ ルのヴァーレの7-9月(第3四半期)決算は前年同期比で18%の減 益となった。ブラジル通貨レアルの下落に伴いドル建て債務負担が膨ら んだ。

7-9月期の純利益は49億4000万ドル(約3800億円、1株当た り0.94ドル)となった。前年同期は60億4000万ドル(同1.13ド ル)。同社が26日、当局への届け出で明らかにした。自国通貨安に関 連し金融面での損失21億9000万ドルを計上した。売上高は前年同期 比16%増の164億ドルだった。

同社の株価は今月20日に約2カ月ぶり安値を付けた。鉄鉱石価格 が、最大消費国の中国で景気拡大ペースが鈍化しつつあるとの懸念と欧 州債務危機の拡大観測から低迷したことが響いた。7-9月期にレアル は17%下落。同社のドル建て債務のレアルでの評価額が膨らんだ。

サンパウロ市場でのヴァーレのこの日の終値は0.99レアル (2.5%)高の40.73レアル。年初からは約16%下げている。

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