米ビザ7-9月:利益は市場予想上回る-カード支出の伸びが寄与

電子決済ネットワーク世界最大手、 米ビザの7-9月(第4四半期)決算は、クレジットカード支出の伸 びが寄与し、利益がアナリストの予想を上回った。

26日の発表資料によると、純利益は8億8000万ドル(約670億円、 1株当たり1.27ドル)と、前年同期の7億7400万ドル(同1.06ドル) から14%増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト30人の予想平均 は1株当たり1.25ドルだった。ブルームバーグのデータによると、ビ ザの業績は2008年3月の新規株式公開(IPO)以降の全ての四半期 で予想を上回っている。

米当局がデビットカードの「スワイプ」と呼ばれる手数料の上限 を設定した後も、ジョセフ・ソーンダーズ最高経営責任者(CEO) は配当を引き上げ、自社株買いを実施。10年度(9月末期)で米国内 の収入が全体の約59%を占めていたビザは、15年までに海外市場の比 率を5割以上にする方針だと、同CEOはかねて説明している。

ビザの株価は時間外取引で一時、2.2%安。通常取引終値は前日比

1.5%高の92.02ドルだった。

7-9月期の営業収入は23億8000万ドルとなり、アナリスト予 想平均の23億9000万ドルに届かなかった。通期では収入が前年比14% 増の91億9000万ドル、純利益は23%増の36億5000万ドルだった。

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