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NZ中銀:政策金利を2.5%に据え置き-欧州危機が経済回復脅かす

ニュージーランド(NZ)準 備銀行(中央銀行)は27日、政策金利であるオフィシャル・キャッ シュ・レートを過去最低の2.5%に据え置くことを決めた。インフ レ鈍化に加えて、欧州債務危機が2月の地震からの経済回復を脅かし ている状況が背景にある。

同中銀のボラード総裁は金融政策決定会合後の声明で「世界情勢 のNZ経済への影響が穏やかなものにとどまるなら、国内資源に対す る圧力が徐々に高まり利上げが必要になる」との見解を示す一方、「現 在の国際経済・金融のリスクを考えると、当面は金利を据え置くこと がなお賢明な選択だ」と説明した。

7-9月(第3四半期)の消費者物価がここ1年余りで最も低い 伸びとなり、欧州危機が続く状況を受けて、投資家は同中銀が来年4 -6月(第2四半期)になるまで利上げを実施しないとみている。企 業景況感の悪化と成長鈍化は、インフレ率が今後2年間、中銀の目標 レンジである1-3%にとどまることを示す新たな兆候と受け止めら れる。

ニュージーランド銀行(BNZ)の調査責任者、スティーブン・ トプリス氏は政策金利発表前の段階で、「年間インフレ率は来年半ばま でに2%を割り込み、2013年の遅い時期まで目標レンジ内にとどまる 見込みだ」と述べた。同氏は来年6月まで利上げはなく、その後実施 される可能性があると予想している。

ウェリントン時間27日午前9時4分(日本時間同5時4分)現 在、NZドルは1NZドル=0.7972米ドルと、政策金利発表前の

0.7943米ドルから上げている。

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