NY原油(26日):3週間ぶり大幅安、米在庫増と欧州危機が圧迫

ニューヨーク原油先物相場は 反落。約3週間ぶりの大幅安となった。米政府の統計で予想を上回 る在庫の増加が示されたことや、欧州の債務危機に関する協議が行 き詰っているとの懸念が背景。

米エネルギー省の発表によると、先週の在庫は474万バレル増 加の3億3760万バレル。増加幅はブルームバーグがまとめたアナ リスト予想の3倍以上となった。欧州連合(EU)の首脳は域内救済 基金の拡大や銀行の資本増強、ギリシャの債務減免での合意を目指し、 週末に続き2回目の会合を開催した。

アダム・メッシュ・トレーディング・グループ(ニューヨーク) のチーフストラテジスト、トッド・ホーウィッツ氏は「原油在庫の数 字は非常に悪かった」と指摘。「この在庫統計だけを材料に取引さ れていたならば、80ドル前半での推移となっていただろう」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比2.97ドル(3.19%)安の1バレル=90.20ドルで終了。先 月30日以来の大幅下落となった。