グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市 場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続伸。中国が経済成 長を押し上げるための政策を検討していると表明したことが手掛かり となった。

中国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(914 HK)は

9.4%高と、3週間ぶりの大幅な値上がり。同社の7-9月(第3四 半期)決算は純利益が前年同期と比べ2倍余りに増加した。アルミニ ウム生産で国内最大手のチャルコ(中国アルミ、2600 HK)も黒字 決算が好感され、3.9%上昇。石炭会社の中国神華能源(1088 HK) も高い。

不動産開発会社のチョンコン・ホールディングス(長江実業集 団、1 HK)とサンフンカイ・プロパティーズ(新鴻基地産発展、 16HK)は共に下落。バークレイズ・キャピタル・リサーチが香港の オフィス賃貸料は今後2年間に最大40%下落する可能性があると予 想したことが響いた。

ハンセン指数は前日比98.34ポイント(0.5%)高の

19066.54で終了。この日の取引レンジは0.7%高-1.4%安だっ た。ハンセン中国企業株(H株)指数は同1.9%高の10050.59。

東洋証券の檜和田浩昭ストラテジストは「中国では、今までの ような引き締めのスタンスからある程度マイルドな方向に転換される のではないかという期待感が出ている」と指摘。それが「市場にとっ てはプラス要因になっている」との見方を示した。

【中国株式市況】

中国株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。温家宝首相が 政府は必要に応じて経済政策を微調整すると言明したことを受け、中 国人民銀行(中央銀行)が利上げをやめるとの観測が強まった。

不動産開発会社の万科企業(000002 CH)と保利房地産集団 (600048 CH)が高い。温首相の発言のほか、国泰君安証券が人民 銀は政策金利を引き下げる可能性があるとの見方を示したことが手掛 かり。中国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(600585 CH) は7-9月(第3四半期)の利益が2倍余りに増えたことが好感され、 約2カ月ぶり高値に達した。中国工商銀行(601398 CH)や紫金礦 業(601899 CH)も高い。

上海明河投資管理のゼネラルマネジャー、張翎氏は「市場は温 首相の発言について、政策シフトを示す転換点と解釈している」と指 摘。「それが株価の押し上げ材料になるのは確実だ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は、前日比17.81ポイント(0.7%)高の

2427.48で終了。3営業日で4.8%の値上がりとなった。上海、 深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は同1%高

2651.65。

【インド株式市況】

26日のインド株式相場は、ヒンズー教の祝日のため時間短縮さ れた取引で上昇し、3カ月ぶり高値を付けた。インド準備銀行(RB I、中央銀行)が利上げサイクルの終わりを示唆したことを背景に、 企業の業績見通しが改善した。

アルミ生産でインド2位のヒンダルコ・インダストリーズはここ 2週間で最大の上げ。国内最大の銀行、インドステイト銀行は3営業 日ぶりに上昇し、1.5%高となった。中国の温家宝首相が利上げ局面 終了の可能性を示したことから、新興市場株は4日続伸している。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前日比33.97 ポイント(0.2%)高の17288.83と、8月5日以来の高値で引け た。インド中銀が12月16日の四半期中間レビューで金利を変更す る可能性は「相対的に低い」と説明した25日は、1.9%上げて終了 した。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比14.6ポイント(0.4%)高の

4242.5。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比5.66ポイント(0.3%)高の

1894.31。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比44.61ポイント(0.6%)高の7535.82。

【シンガポール株式市況】

26日のシンガポール株式市場はヒンズー教の祝日のため休場。取 引は27日に再開される。

【マレーシア株式市況】

26日のマレーシア株式市場はヒンズー教の祝日のため休場。取引 は27日に再開される。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比3.87ポイント(0.4%)安の938.68。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比28.13ポイント(0.8%)高の

3738.61。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比17.76ポイント(0.4%)安の

4224.76。