ドラギ次期ECB総裁:ユーロ圏景気見通しに「著しい」下振れリスク

ドラギ次期欧州中央銀行(E CB)総裁は26日、ユーロ圏の景気見通しに「著しい」下振れリス クがあるとの見解を示した。

ドラギ氏はローマで講演し、「不透明感が強い状況下で、成長見 通しが弱まるリスクが著しい」と述べ、世界的な需要鈍化や消費者や 企業の信頼感悪化、域内のソブリン債危機を理由に挙げた。

債務危機が域内の銀行や景気を損なう恐れが高まっており、11 月1日にトリシェ総裁の後任となるドラギ氏は利下げ圧力を受ける可 能性がある。ドラギ氏は市場の緊張状態を緩和させる必要性がある限 り、ECBが国債購入と銀行への無制限の流動性供給を継続すると示 唆したものの、こうした措置は「本質的には一過性のものだ」と強調 した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト34人を対象に先月実 施した調査によると、ECBは政策金利を12月に0.25ポイント引 き下げ1.25%にすると見込まれている。

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