米ボーイング:7-9月は31%増益-「787」費用は1100機に分散

米航空機メーカー、ボーイン グの7-9月(第3四半期)決算は、利益が市場予想を上回った。同 四半期に初めて納入した次世代中型旅客機「787」(ドリームライナ ー)の生産費用については、今後納入の1100機分に分散させること を明らかにした。この数はアナリスト予想と一致した。

第3四半期の1株当たり利益は1.46ドルと、ブルームバーグ・ ニュースがまとめたアナリスト予想の平均(1.10ドル)を上回った。 生産性の向上や航空機・軍用機器の納入増加が寄与した。

純利益は前年同期比31%増の11億ドル。前年同期は8億 3700万ドル(1株当たり1.12ドル)だった。売上高は4.5%増 の177億ドル。

2011年通期の利益見通しについては1株当たり4.30-4.40 ドルと、7月時点での予想(同3.90-4.10ドル)から上方修正し た。一方で売上高の予想は680億―700億ドルとし、従来予想から 上限を10億ドル下方修正した。

ボーイングは「787」の生産費用を会計上、将来の納入機に分散 させるが、その機体数は初期売り上げやボーイングが近い将来の獲得 を確実視している受注数、予定している生産ペースなどに基づき設定 される。ブルームバーグ・ニュースがアナリスト18人を対象に実施 した調査では約1100機だった。