富士通:今期の売上高予想を4兆5400億円に減額-円高織り込み

富士通は26日の決算発表に合わ せ、 今期(2012年3月期)連結売上高予想を4兆5400億円と、従来 比600億円減額した。円高の影響などを織り込んだとしている。営業利 益と純利益の見通しは据え置いた。

修正後の売上高見込みは前期比0.3%増。ブルームバーグ・データ によるアナリスト18人の事前予想平均4兆5078億円は上回っている。 減額分600億円の内訳は、システム構築を軸とする「テクノロジーソリ ューション」部門300億円、半導体など電子部品で300億円。

下半期の想定レートは1ドル=77円と1ユーロ=105円。対ドルで 3円、対ユーロで5円、いずれも円高方向に修正した。パソコンや携帯 電話の販売計画は変更なし。

利益予想の据え置きに関しては、米ドル安に伴うパソコンの部材調 達費低減やコスト圧縮などで、売上高の下振れを吸収可能としている。 現行予想は、純利益が前期比8.9%増の600億円、営業益は同1.8%増 の1350億円。