台湾UMCの7-9月:2年半ぶりの大幅減益-需要が低迷

半導体ファウンドリー(受託生産) 世界2位、台湾の聯華電子(UMC)が26日発表した7-9月(第3 四半期)決算は、2年半ぶりの大幅減益となった。欧米や中国が抱え る経済問題でコンピューターや携帯電話向け部品の需要が抑制された。

同社の決算資料によると、7-9月期の純利益は19億5000万台 湾ドル(約49億円)と、前年同期の87億2000万台湾ドルから78% 減少。2009年1-3月(第1四半期)の赤字以降で最大の減益となっ た。ブルームバーグがアナリスト15人を対象にまとめた予想平均は 14億3000万台湾ドルだった。単体ベースの売上高は前年同期比23% 減の252億台湾ドル。

UMCは、ピークシーズンとしては過去10年余りで最大の減収を 記録。10-12月(第4四半期)の出荷や設備稼働率、営業利益も悪化 し続けるとみている。

UMCは発表文で「顧客の保守的な発注パターンを映し、半導体 需要は今後も弱い状態が続く」と予想、業界全体が「欧米諸国の未解 決のソブリン債問題や中国のインフレ」などの影響を受けると指摘し た。