オリンパス前社長:「有毒な」取締役会の一掃なら経営トップ復帰へ

解任されたオリンパスのマイ ケル・ウッドフォード前社長は、同社の「有毒な」取締役会は一掃 されねばならないとの見解を示し、株主の過半数が望めば経営トッ プに復帰する用意があることを明らかにした。

オリンパスによる2008年の英社買収に伴いファイナンシャル・ アドバイザー(FA)に6億8700万ドル(約523億円)が支払われ た問題をめぐり、ウッドフォード氏と菊川剛会長は対立している。 ウッドフォード氏はこの取引に異議を唱えたため解任されたと主張 しているが、オリンパス側は同氏の経営手法が解任理由だと説明し ている。

創業92年のオリンパスの株価は、同社初の外国人最高経営責任 者(CEO)だったウッドフォード氏を取締役会が解任して以来、 5割強値下がりした。同社は先週、大株主3者が08年の20億ドル 規模の英ジャイラス・グループ買収に伴うFA報酬の説明を求めた ことから、第三者委員会を設置して調査すると発表した。

ウッドフォード氏は25日にブルームバーグテレビジョンのイン タビューで、「取締役会は一掃されねばならない。彼らは皆、有毒 であり、汚されている」と述べ、自身は取締役を辞任しない考えも 示した。「私に接触してきた株主の基本的メッセージは、『お願い だから辞めないでくれ』というものだ。株主の過半数が望めば私は 復帰する」と言明した。

菊川会長は同社のウェブサイトに掲載した発表文で、過去の買 収は適切な手続きを経て実施したものであり、決して不正行為はな いとの見解を示し、この件について迅速に情報開示していくと述べ た。

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