韓国LG電子:7-9月の純損益は赤字-薄型パネル関連会社が不振

世界3位の携帯電話メーカー、 韓国のLG電子の7-9月(第3四半期)決算は、純損益が市場予想 を超える赤字となった。薄型パネルを製造する関連会社LGディスプ レーの販売不振が響いた。

同社の26日の発表によると、純損益は4140億ウォン(約278億 円)の赤字となった。ブルームバーグがこの4週間に集計したアナリ スト8人の予想平均は561億ウォンの赤字だった。前年同期は76億 ウォンの黒字。

同社携帯電話部門はこの1年間で計7000億ウォン超の赤字を計 上していたが、関連会社LGディスプレーの過去最大の赤字が追い打 ちをかけた。具本俊最高経営責任者(CEO)は利益の回復とライバ ルのサムスン電子の追撃を狙い、米グーグルの基本ソフト(OS)「ア ンドロイド」を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)「オプテ ィマス」や3D(3次元)対応テレビを投入している。

未来アセット・セキュリティーズのアナリスト、イ・スンハク氏 は決算公表前に、「LGディスプレーが赤字では助けにならなかった」 とした上で、「LG電子の携帯電話部門は4-6月期まで若干の改善 が見られたが、7-9月は悪化した」と述べた。

営業損益は320億ウォンの赤字となり、前年同期の1852億ウォ ンの赤字から赤字額が縮小した。