欧州ジャンク社債、15年までに半分強が借り換え必要-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・イン ベスターズ・サービスは、ジャンク(投機的)級格付けの欧州企業は、 今後4年以内に社債残高の半分強について借り換えが必要となるため、 域内の債務危機が長引けば打撃を受ける恐れがあると指摘した。

ムーディーズの26日のリポートによると、欧州・中東・アフリカ 地域のジャンク級企業は、6010億ドル(約46兆円)の社債残高のう ち3250億ドル相当が2015年までに償還を迎える。この期間の償還額 は10年以降に100億ドル増え、債務残高は990億ドル急増した。

ギリシャとアイルランド、ポルトガルを国際支援の要請に追い込 んだソブリン債危機は、高リスク企業の資金調達に響いており、欧州 のジャンク債市場は低迷している。ブルームバーグがまとめたデータ によると、今年1-6月(上期)の起債総額は561億ドルだったが、 7-12月(下期)に入ってからは114億ドルに減少している。

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