米ブロードコム:10-12月期の売上高見通し、市場予想下回る

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テレビのセットトップボックス 向け半導体最大手、米ブロードコムが25日発表した10-12月(第4 四半期)の売上高見通しは、アナリストの予想を下回った。半導体需 要が落ち込む可能性を指摘している。

ブロードコムの発表によれば、10-12月期の売上高は17億-18 億ドル(約1300億-1370億円)の見込み。これはブルームバーグが 集計したアナリスト予想平均の20億1000万ドルを下回る水準。

同社は米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレ ット端末に利用されるラジオチップの需要で恩恵を受ける一方、セッ トトップボックス向け半導体事業は、タイのハードディスク駆動装置 (HDD)生産施設の洪水被害に伴う供給不足で打撃を受ける恐れが ある。HDDメーカーの米ウエスタンデジタルは、タイ工場の被災で パソコン(PC)やデジタルビデオレコーダーの主要部品が不足する 可能性があるとの見通しを示した。

同社の7-9月(第3四半期)決算は、純利益が2億7000万ド ル(1株当たり48セント)と、前年同期の3億2800万ドル(同60 セント)から18%減少した。売上高は8.4%増の19億6000万ドル。 ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は純利益が1株当たり 52セント、売上高は19億5000万ドルだった。