英国債:長期債が上昇、10年債利回り2.51%-資産買い入れオペ実施

25日の英国債市場では、長期 債が上昇。イングランド銀行(英中央銀行)のデータで、この日実施 された資産買い取りプログラムに基づく買い入れオペでトレーダーら が英国債売却に消極的なことが示されたのが手掛かりとなった。

10年債利回りは3営業日ぶりに低下。中銀は応札額18億ポン ドのうち17億ポンドを購入した。応札倍率は1.06倍。この日はま た、銀行のシンジケート団が2062年に償還を迎えるインデックス連 動債45億ポンド相当を利回り0.49%で発行した。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツ(ロンドン)の金利 ストラテジスト、バトサラ・ダッタ氏は応札倍率について、「これま でで最良だ」と指摘。「長期債が買い戻されたほか、シンジケート団 も長期債を発行した」とし、これが10年債と30年債への支援材料 となったと説明した。

ロンドン時間午後4時45分現在、10年債利回りは前日比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.51%、同国債 (表面利率3.75%、2021年9月償還)価格は0.46上げ

110.80。30年債利回りは9bp下げ3.41%となった。

18日実施の資産買い入れオペの応札倍率は1.39倍だった。英 中銀が6日発表した量的緩和拡大策の一環として実施された。

英中銀のキング総裁はこの日、インフレ率が中銀目標2%を下回 る「実際のリスク」があることを理由に当局者が購入目標額を引き上 げたと発言し、資産買い取りプログラムの規模拡大を弁護した。