中国株(終了):上海総合指数、続伸-万科企業の決算を好感

中国株式市場では、上海総合指数 が続伸。2日間の上昇率が昨年12月以来で最大となった。中国最大の 不動産開発会社、万科企業が増益決算を発表したことで、景気減速と 金融引き締めが企業利益の減少に拍車を掛けるとの懸念が和らいだ。

7-9月(第3四半期)決算が32%増益だったと発表した万科企 業(000002 CH)は2.9%高。商品価格上昇に伴い、中国最大の産銅会 社、江西銅業(600362 CH)は7カ月ぶりの大幅な値上がり。

北京北斗星通導航技術(002151 CH)など衛星ナビゲーション関連 銘柄も高い。約100万台のトラックにシステム設置が義務付けられる との新華社通信の報道が好感された。中国工商銀行(601398 CH)や中 国神華能源(601088 CH)も上昇した。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「企業収益は依然とし て良好で、大幅な伸び鈍化は今のところ見られていない」と指摘、「企 業収益が最大のリスクを迎えるのは、政府の引き締め策に伴い景気が さらに減速する可能性のある10-12月(第4四半期)だ」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比39.34ポイント(1.7%)高の2409.67 で終了。前日は2.3%高だった。2日間の上昇率は4%と、昨年12月 13日以来で最大となった。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI 300指数は前日比1.9%高の2625.43。

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