埼玉の高校で3.659マイクロシーベルト-首都圏でホットスポット続々

首都圏で高放射線量を検出する例が 後を絶たない。埼玉県八潮市の県立八潮高校でも21日に最大で毎時

3.659マイクロシーベルトが検出された。12都県分の放射能汚染マップ を公表した文部科学省は今後も見つかる可能性があるとみて警戒を強め ている。

埼玉県保健体育課の丹土秀行氏は25日、ブルームバーグ・ニュース の電話取材に対し「航空機モニタリングによると、県南東部が高い。八 潮高校では20地点で測定し、校舎内の雨水升にたまっていた土から検出 した」と述べた。

丹土氏によると、これまで県内116カ所で7回調査し、数値も安定 してきたことから、測定場所を70地点に絞る一方、市町村に測定機を 貸し出して調査してもらう方針。

千葉県柏市の土壌からも高濃度の放射性セシウムが検出された。文 科省は、側溝の一部が壊れており、そこから水が流れて蓄積したとみて いる。同市資産管理課によると、市有地に職員が行って調査したところ

9.99マイクロシーベルトの線量計の限界値を超えた数値を検出。専門 家に依頼して、現場を30センチほど掘ったところ57.5マイクロシーベ ルトを検出したという。現在、半径3メートルを立ち入り禁止にしてい る。

公園で高い放射線を検出した船橋市では、現在17地点で測定を継続 中。市環境部の岡田純一氏は「学校単位のきめ細かい測定を行ってい る。若干高い値はいくつかある」と語った。

港北区のマンションの屋上や道路側溝からストロンチウムが検出さ れた横浜市は堆積物を除去。9月17日から市内の小学校や保育園で測定 を進めているほか、今後は調査対象を道路にも広げる方針。市健康安全 課の倉持ジョン氏は「市民のほうが測定機を持っているので、それを情 報として使っていく」と述べた。

文科省災害対策支援本部の奥博貴氏は「細かく測定している民間人 が増えている。1マイクロシーベルト以上が見つかった場合は、文科省 に連絡窓口を設けることにした」と述べた。奥氏は、側溝などに破損個 所があり漏れ出した水が少しずつ蓄積するような場所などで高い放射線 を検出することが今後もありうると予想している。

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