NZドル下落、7-9月CPIの伸び鈍化-豪ドルは6週ぶり高値付近

25日の外国為替市場で、ニュー ジーランド(NZ)ドルは主要16通貨のほとんどに対して下落して いる。この日発表されたNZの7-9月(第3四半期)消費者物価指 数(CPI)統計で前期比上昇率がエコノミスト予想以上に大きく鈍 化したことに反応した。

NZドルは、NZ準備銀行(中央銀行)が今週、政策金利をさら に長期にわたり過去最低水準に据え置く意向を示唆するとの観測が広 がり、米ドルに対し4営業日ぶりに下落に転じた。豪ドルは、オース トラリア準備銀行(中央銀行)のバテリノ副総裁が、先進国中最も高 水準にある政策金利の引き下げを急がない立場を示唆したことを受け、 6週間ぶり高値付近で取引された。

豪州2位の銀行、ウエストパック銀のストラテジスト、イムリ ー・スパイザー氏はCPI統計について、「NZドルにとって悪い意 味で意外な結果であり、同国中銀にとっても同様だ」と述べ、「政策 金利にとって下振れリスクとなり、その場合、短期金利は低下が見込 まれる。それはNZドルへの重しとなるだろう」と指摘した。

NZドルは、シドニー時間午後3時18分(日本時間同1時18 分)現在、米ドルに対し前日比0.3%安の1NZドル=0.8049米ド ル。円に対しては0.3%安の1NZドル=61円26銭。

豪ドルはほぼ変わらずの1豪ドル=1.0478米ドル。前日は9月 9日以来の高値の1.0501米ドルだった。対円では1豪ドル=79円 72銭。前日は79円71銭。