ドイツ銀行の7-9月:利益が予想上回る、個人向け銀行業が好調

収入で欧州最大の投資銀行、 ドイツ銀行の7-9月(第3四半期)決算は、利益がアナリスト予想 を上回った。個人向け銀行と資産運用部門が堅調で、トレーディング 収入減少の影響を打ち消した。

25日の同行発表によると、純利益は7億2500万ユーロ(約 770億円)。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想で は3億4300万ユーロの利益が見込まれていた。前年同期はドイツ・ ポストバンク買収に絡む評価損で12億1000万ユーロの赤字だった。

個人向け銀行部門の利益は27%増え3億1000万ユーロ。ポス トバンク買収が寄与した。資産運用・ウェルスマネジメント部門はサ ル・オッペンハイムの買収効果で利益が1億8600万ユーロと倍増し た。

投資銀行部門の税引き前利益は7000万ユーロと前年同期の11 億ユーロから減少。アナリスト予想の8900万ユーロも下回った。税 関連の一時費用が響いたという。

債券などのセールス・トレーディング収入は34%減の15億ユ ーロでアナリスト予想に一致。株式トレーディング収入は41%減の 3億8400万ユーロで予想を下回った。