オリンパス株急反発、日証金は貸株利用で注意喚起-信用規制警戒

オリンパス株が8営業日ぶりに急 反発。日本証券金融は24日、オリンパス株の貸借取引について、貸株 利用などで注意喚起の措置を取ると発表した。今後貸株の申し込み制 限や、東京証券取引所の信用取引規制につながることが警戒され、信 用売りが出にくくなった。

きょうの株価は一時、前日比10%高の1209円まで上昇。前日に は1012円と1998年3月以来、およそ13年7カ月ぶりの安値を付けて いた。24日時点の日証金でのオリンパス株の信用取り組み状況は、買 い残510万株、売り残1150万株。前週末時点に比べ買いは8%減少、 売りは49%急増していた。

SMBCフレンド証券の中西文行シニアストラテジストは、「日証 金が貸株の注意喚起をしたことが、オリンパス株反発の一因」と見て いる。まだ注意喚起の段階だが、信用売り残が急増する中、「規制導入 につながる可能性があるため、売り崩しにくくなった」という。

また同氏は、オリンパス株売買の参加者は「短期の値ざや取りを 狙った個人投資家と一部ヘッジファンドが中心となっており、何か材 料が出れば、それに敏感に反応する」とも話していた。

SMBC日興証券国際市場分析部の河田剛部長も、きょうの動き を「テクニカルな要因」と指摘し、信用売り方の買い戻しが反発の一 因との見方を示した。

--取材協力:山口祐輝  Editor:Shintaro Inkyo

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