財務相:円の投機的動きに断固たる措置-事務方にあらゆる対応指示

安住淳財務相は25日午前の閣議 後会見で、戦後最高値を更新するなど円高基調が続く為替相場につい て「急激で短期的な円高は決して実体経済を反映した動きではなく、 投機的な動きと判断せざるを得ない」と述べた。その上で「円高が行 き過ぎれば断固たる措置を取ることになる」とし、「市場でさらに投機 的な動きが強まれば、事務方にあらゆる対応ができるよう指示してい る」とあらためて強調した。

また、円高の背景に欧州の金融・債務問題があることから「相対 的な問題として円に資金が駆け込んでくる状況が続いている」と指摘。 「欧州でもしっかりとしたスキームを作ってもらいたい。通貨の安定 は一国でできるものではない」と語り、26日に予定されている欧州連 合(EU)首脳会議(サミット)で包括的な支援策を取りまとめるよ う求めた。