銀行間貸し渋り指標が2年ぶり高水準-欧州銀資本増強めぐる懸念で

24日の市場で、銀行の貸し渋りの 度合いを示す指標が2009年7月以来の高水準となった。欧州首脳が自 国の銀行の資本増強計画に取り組む中で、市場の緊張が高まっている 兆しだ。

英国銀行協会(BBA)によると、ドル建てのロンドン銀行間取 引金利(LIBOR)とオーバーナイト・インデックス・スワップ(翌 日物無担保コールレートと固定金利を交換する金利、OIS)のスプ レッドはロンドン時間午後2時10分(日本時間同10時10分)現在、

34.13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。スプレッドは一時

34.53bpに拡大した。これは終値ベースで09年7月6日以来最大。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツの債券ストラテジス ト、エリック・ワンド氏(ロンドン在勤)は「資金調達市場でなお若 干の圧力があることを明確に示すものだ。銀行はドル資金調達で問題 を抱えている。これは恐らく、欧州銀行の資本増強計画についてまだ 分からないことが相当あるためだ」と語った。

BBAによると、ドル建て3カ月物LIBORは0.420282%と、 前日の0.41833%から上昇し、10年8月以来の高水準を記録した。

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