NZの7-9月CPI:前期比0.4%上昇-中銀に金利据え置き余地

ニュージーランド(NZ)の7 -9月(第3四半期)の消費者物価指数(CPI)は、前期比上昇率 がエコノミスト予想以上に大きく鈍化した。NZ準備銀行(中央銀行) には政策金利を来年まで過去最低水準に据え置く余地が生じている。 CPI発表後、NZドルは米ドルに対して下落した。

NZ統計局の25日の発表によれば、7-9月期のCPIは前期 比0.4%上昇。4-6月(第2四半期)は同1%上昇だった。ブルー ムバーグがまとめたエコノミスト16人の7-9月期の予想中央値は 同0.7%上昇だった。前年同期比では4.6%上昇となり、4-6月期 の同5.3%上昇を下回った。

この日の統計によると、消費税率引き上げの影響を除いたインフ レ率は、ボラード中銀総裁が先月示した予想を下回った。エコノミス ト調査によれば、欧州債務危機が波及して世界的な成長鈍化につなが る恐れがある中で基調インフレ圧力は強くないことから、中銀は政策 金利を来年まで2.5%にとどめる公算が大きい。

CPI発表後にNZドルは下落。ウェリントン時間午前10時 47分(日本時間同6時47分)現在、1NZドル=0.8039米ドル。 CPI発表前は0.8077米ドルだった。