NY原油(24日):続伸、90ドル超え-WTI在庫減少や株高で

ニューヨーク原油先物相場は 続伸。約2カ月ぶりの高値となった。主要な米受け渡し地点での在庫 減少が示されたことが背景。米キャタピラーの予想を上回る決算を手 掛かりに米国株が上昇したことも買い材料。

衛星写真に基づく分析によると、オクラホマ州クッシングの在庫 は21日時点で、18日と比べ2.6%減少した。米国の代表的な油種 であるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油に 対するロンドンの北海ブレント原油のプレミアム(上乗せ価格)は過 去12週での最小に縮小した。株式相場は2カ月ぶりの高値となった。 中国製造業活動の拡大が示唆されたことや、日本の輸出がエコノミス ト予想を上回ったことも原油の買いにつながった。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチの マイケル・リンチ社長は、「クッシングの在庫に反応し、WTI原油 が本格的に回復し、ブレントとの価格差縮小がみられる」と指摘。 「好調な決算発表で、景気に関して強気な見方が広がっている」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 営業日比3.87ドル(4.43%)高の1バレル=91.27ドルで終了。 終値では8月3日以来の高値となった。

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