ECB:ビニスマギ理事の辞任、強制できない-伊紙コリエレ・デラ

欧州中央銀行(ECB)は、 ビニスマギ理事の留任もしくは辞任を政治家が強制することはできな いとの見解を示した。イタリア紙コリエレ・デラ・セラがECBの法 律事務所が理事会に5月24日送付した極秘書簡を引用して報じた。

同紙によれば、書簡には「辞任は自由な選択の結果でなければ ならない。いかなる政治的圧力も影響を及ぼすことはできない」と記 されている。

フランスのサルコジ大統領は6月、イタリアのビニスマギ氏が ECB理事を辞任してフランスが同ポストを得るとの了解の下でイタ リア銀行(中央銀行)のドラギ総裁の次期ECB総裁就任を支持した。

イタリアのベルルスコーニ首相は23日、ブリュッセルで記者 団に対し、「ビニスマギ氏は自身が伊仏関係の悪化をもたらす原因に なってはならないと自覚し、合意通り年末までに辞任すると私は確信 している」と述べた。