財務相:過度な円高には「断固たる措置」-事務方に対応準備指示

安住淳財務相は24日午前、前週 末の外国為替市場で円が1ドル=75円82銭と急進し、戦後最高値を 更新したことを受け、円高が「あまり行き過ぎれば断固たる措置を取 らなければならない。事務方にはどういうことでも対応できるよう準 備を指示した」と述べ、為替介入も辞さない考えを明らかにした。同 省内で記者団に対して話した。

安住財務相は「短期に急に75円台というのはまさに投機的な動き だ。全く実体経済を反映して動いていない。非常に残念だ」と指摘。 その上で、「70円台で推移しているのは非常に日本の自動車を中心と した輸出産業に大きな影響を与え、震災復興の立ち上がりの力強さを 削ぐ」と述べ、2兆円規模の円高対策を盛り込んだ今年度第3次補正 予算の早期成立の必要性も訴えた。

同相は同日午前、米州開発銀行(IDB)のモレノ総裁と会談し た際にも為替について触れ、円高が日本の輸出に悪影響を及ぼしてい るとの見解を示した。同省幹部が会談後の記者説明で明らかにした。

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